教育内容

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教育内容

幼稚園での教育内容は、学校教育法、文部科学省の幼稚園教育要領などを基にして、幼稚園の先生たちが教育課程を編成し、カリキュラムが実践されます。
カリキュラムは、それぞれの幼稚園で創意工夫を凝らして編成されているため、内容は様々であり、幼児の発達に応じても異なります。

また、文部科学省の幼稚園教育要領には、健康、人間関係、環境、言葉、表現という5つの領域が示されています。

健康

健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活を作り出す力を養う。
1.明るく伸び伸びと行動し、充実感を味わう。
2.自分の体を十分に動かし、進んで運動しようとする。
3.健康、安全な生活に必要な習慣や態度を身に付ける。

人間関係

他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人と関わる力を養う。
1.幼稚園生活を楽しみ、自分の力で行動することの充実感を味わう。
2.進んで身近な人と関わり、愛情や信頼感を持つ。
3.社会生活における望ましい習慣や態度を身に付ける。

環境

周囲の様々な環境に好奇心や探究心を持って関わり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う。
1.身近な環境に親しみ、自然と触れ合う中で様々な事象に興味や関心を持つ。
2.身近な環境に自分から関わり、発見を楽しんだり、考えたりし、それを生活に取り入れようとする。
3.身近な事象を見たり、考えたり、扱ったりする中で、物の性質や数量、文字などに対する感覚を豊かにする。

言葉

経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育て、言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。
1.自分の気持ちを言葉で表現する楽しさを味わう。
2.人の言葉や話などをよく聞き、自分の経験したことや考えたことを話し、伝え合う喜びを味わう。
3.日常生活に必要な言葉が分かるようになると共に、絵本や物語などに親しみ、先生や友達と心を通わせる。

表現

感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする。
1.色々なものの美しさなどに対する豊かな感性を持つ。
2.感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。
3.生活の中でイメージを豊かにし、様々な表現を楽しむ。

学校教育法第22条

学校教育法第22条は、2007年の改正法で新設され、以下のように定められています。

幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。

学校教育法第23条

幼稚園における教育は、前条に規定する目的を実現するため、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
1.健康、安全で幸福な生活のために必要な基本的な習慣を養い、身体諸機能の調和的発達を図ること。
2.集団生活を通じて、喜んでこれに参加する態度を養うとともに家族や身近な人への信頼感を深め、自主、自律及び協同の精神並びに規範意識の芽生えを養うこと。
3.身近な社会生活、生命及び自然に対する興味を養い、それらに対する正しい理解と態度及び思考力の芽生えを養うこと。
4.日常の会話や、絵本、童話等に親しむことを通じて、言葉の使い方を正しく導くとともに、相手の話を理解しようとする態度を養うこと。
5.音楽、身体による表現、造形等に親しむことを通じて、豊かな感性と表現力の芽生えを養うこと。

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